新着情報
2024/12/6
熊本県連家族会一泊研修会を開催
12月6日7日の2日間、阿蘇市にて家族会一泊研修会を開催しました。全国大会の録画の視聴、関連でのフリートーキング、交流会、阿蘇きぼうの家の活動状況を研修しました。
2024/11/23
第31回ふれあいピック(熊本県精神障がい者スポーツレクレーション大会)
第31回ふれあいピックは、昨年にひきつづきオンラインでの開催となりました。各事業所オンラインの他、メイン会場(富合)や上益城や玉名地域では複数の団体が一か所に集まっての参加となりました。競技も従来の缶積・〇×ゲームに加えてバレーボールを使ったボール送り・ラリーが加わっています。
2024/9/13
第52回熊本県精神障害者家族大会 を 開催しました
熊本県精神障害者家族大会は、2024年9月13日 熊本県立劇場大会議室 及び ZOOMによるリーモートで開催しました。開会前のアトラクションとして、古川佐智子さんのハンドリングオルゴールの演奏を聞かせていただきました。手回しの小さな楽器からながれるゆったりとした綺麗な音色に参加者はリラックスして聞き入りました。
大会では「スポーツがもたらす心の病を跳ね返す力」と題して、大阪精神医学研究所の 岡村武彦先生から、精神障害者サッカー(フットサル)など、障がい者スポーツの取り組み状況を講演いただきました。活動報告として、人吉球磨精神保健福祉ボランティア「麦の会」の地内豊子会長に「心に寄り添い灯りをともすことのできる居場所づくり」に活動紹介をいただきました。
大会は県内家族会活動のまとめとして、以下の大会宣言を採択して終了しました。
大会宣言
本日、熊本県立劇場において多くの方々ご参集の下、第52回熊本県精神陸がい者家族大会を
開催した。
現在、私達、精神障害当事者、家族をとりまく環境は、ここ30年で大きく変わってきている。
精神保健手帳の創設を皮切りに、地域で暮らすための様々なサービスが創出された。法律が変わ
るたびに、形を変えながらも、確実に福祉の対象として、国、自治体の責任において、地域生活
を支援するようになった。また、病名変更や教科書への精神病に関する情報の掲載、精神保健関
係の啓発イベントなど、国民に対する啓発も進んできた。そして、この発展の原動力として家族
会活動があった。
今年度に入り、我々家族会の約10年の活動が実を結び、 J Rをはじめとした鉄道各社が、精
神障かい者に対しても、他障害と同様に割引等を行うことを発表された。三陸がい同様のサービ
スが受けれる事は、家族会の悲願でもあり、大変嬉しく感じる。しかし、 1種、 2種の種別によ
るサービスの違いや、 100キロ問題や介護者問題などがある。先はどの、ここ数十年で発展した
制度施策も同様であり、精神障かい者にとって、活きた制度になるためには、改善が必要であり、
今後も家族会として引き続き取り組んでいく必要がある。
今回、国の発表において、陸がい者数が発表され、精神障かいを持っておられる方が、 600万
人を超え、過去最高となった。これだけ、多くの支援が必要な方々がいる事を再認識し、今後の
家族会活動を下記の通り推進する。
1.交通費運賃割引実現の更なる充実のため、国会やJRを始めとする運輸機関へ要望する。
2.精神陸がい者の他科受診による医療費の負担軽減、所得保障の安定に向けた運動を展開する。
3.加盟団体の協力により、会費を確保し、財政基盤の安定につなげる。
4.家族支援教室、家族相談研修会を実施し、家族同士が支えあい、家族会活動を強化し、延い
ては社会啓発をめざす。
5. 「熊本きほう福祉センター」 「熊本ぎほう生活支援センター」の運営を通して、精神障かい馨
の社会促進を図る。
我々家族会として、 1日も早く、当事者、家族が安心して、当たり前に地域で暮らす事がで蕾
るノーマライぜ-シヨンの実現のため、今後も関係機関との連携を図りながら、地域福祉の国閲
を担い、啓発活動に邁進することをここに宣言する。
令和6年9月13日
一般社団法人熊本県精神保健福祉会連合会